2002年のニュース



●えと人形を塗ろう (2002.12.8)

     緑色のヒツジ。どう、かっこいい?

 12月8日(日)、毎年恒例の年末行事「えと人形を塗ろう」が行われました。この日用意された100体の未(ヒツジ)の人形は、半田市内に江戸時代から伝わる乙川土人形のお店から提供していただいたものです。一応、見本として完成品もあったのですが、参加者は思い思いの色に塗り、カラフルでユニークな干支人形がたくさんできました。


●第14回新美南吉童話賞表彰式 (2002.12.7)

     表彰式終了後の記念写真

 12月7日(土)、第14回新美南吉童話賞の表彰式が新美南吉記念館で行われ、丸毛昭二郎さん(75歳)の作品「イタチのペラペラ」に最優秀賞が贈られました。岐阜市在住の丸毛さんは、毎日、健康のために7キロの山道を歩かれるとか。その山が火事になってイタチが死んだというニュースを聞き、そのイタチにも親や子がいただろうと思ったのがきっかけで、ストーリーを思いつかれたそうです。

 →第14回新美南吉童話賞の審査結果はこちら


●童話の森でネイチャーゲーム (2002.11.16)

        

 11月16日(土)、童話の森を舞台にネイチャーゲームが行われ、親子連れ25名が参加しました。まずはじめは、ある生き物について一つずつ出されるヒントを聞いてその名前を当てる「動物あてゲーム」をしました。参加者全員が打解けてきたところで、次は「名探偵を探せ」。参加者は、「色のついたものを見つける」「20センチ以上の枝を6本集める」といった四つの指令をこなしながら、ごんぎつねが化けているという「ある木」を探しました。最後は、指令によって集めた枝や落ち葉、木の実などを使って、ネイチャークラフトに挑戦。いずれも力作ぞろいでした。 ※この行事は「ちたネイチャーゲームの会」の協力により行われました。


●第7回南吉研究シンポジウム (2002.11.10)

     第一部の様子

 11月10日(日)、「南吉文学とイメージ」をテーマに南吉研究シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは南吉研究の今日的課題を探り、研究の発展につなげようと毎年開かれるもので、今年で7回目となりました。第一部は新美南吉記念館で行われ、林美千代さんが「より広く、より自由に―南吉研究の課題と作品受容」、畑中圭一さんが「『街』を描いた作家・新美南吉」をテーマに提案をされました。その後、会場を岩滑小学校の体育館に移し、「火の心象風景」をテーマに舞踊と音楽と朗読のコラボレーションが行われました。体育館にはランプが幾つも灯され、幻想的な雰囲気に包まれていました。
<出演> 舞踊:野々村明子・野々村明子DSG  ピアノ:星島利江(名古屋音楽学校)  チェロ:星野美保(名古屋音楽学校)  朗読:相地満(岩滑小学校)


●安城の南吉ゆかりの地めぐり (2002.10.27)

     ででむしの詩碑の前で記念撮影

 新美南吉研究会は原則として毎月第4日曜日に記念館に集まって南吉作品を読んでいますが、10月は趣向を変えて安城の南吉ゆかりの地めぐりをしました。
 8時50分にバスで南吉記念館を出発した一行は、JR安城駅前で案内をしてくださる尾関文啓先生と合流。早速、安城駅前を散策をしながら桜町小学校(戦前は南吉が勤めた安城高等女学校があった)を目指しました。桜町小学校では「ごん狐」にちなんだ庭園や当時からあった楠の巨木などを見学。その後、安城公園の「牛の詩碑」、花ノ木橋、安城高校の「ででむしの詩碑」、南吉が伝記を書こうとした都築弥厚の銅像、南吉が下宿していた大見家、新田小学校の「百姓家の詩碑」、明治川神社と巡り、最後は南吉が生徒とサイクリングで訪れた滝山寺にまで足を伸ばしました。
 一日で周るにはちょっと欲張りすぎたかもしれませんが、尾関先生の詳しい解説にとても充実した一日となりました。
 ◇お知らせ◇
 新美南吉研究会では会員を募集しています。みんなで南吉作品を読み、意見をいいあう気楽で楽しい会です。年会費1,000円のほか今回のような見学会は別途参加費を集めます。興味のある方は新美南吉記念館までお問い合わせください。電話0569-26-4888


●NHK衛星第2「名作のポケットに」の撮影が行われました。 (2002.9.26)

     はりきり網の撮影

 毎週、名作の舞台を旅人が訪れて紹介するNHK衛星第2の「名作をポケットに」をご覧になったことがありますか?いつか「ごんぎつね」を取り上げてくれないかなぁ、と思っていましたが、遂に10月17日(木)19時30分からの放送で「ごんぎつね」が紹介されます!旅人は石川ひとみさん。「ごんぎつね」に登場するはりきり網の実演や岩滑の狐話、教え子の思い出など、「ごんぎつね」づくしの(当り前ですが…)24分間です。10月20日(日)6時30分から再放送もされます。是非、ご覧ください。


●彼岸花スタンプラリー開催 (2002.9.22)

     ゴールの岩滑八幡社

 9月22日(日)、今年も恒例の彼岸花スタンプラリーを行いました。記念館を出発し、矢勝川の百万本の彼岸花を楽しみながら、岩滑八幡社までの2kmを約450人が歩きました。同日開催で「あつまろうみんなの南吉展」も行われ、人形劇、ストーリーテリング、語り芝居、ウナギのつかみ取りなどイベントも盛りだくさんでした。また、この日は午前中に名鉄さんのハイキングもあり、大賑わいの一日でした。


●合唱オペラ「ごんぎつね」の初練習 (2002.9.14)

     神戸公民館で行われた初練習

 9月14日(土)、来夏に公演を予定している合唱オペラ「ごんぎつね」の初練習が行われました。この公演は、来年の南吉生誕90年を記念して行われるもので、知多半島中の合唱団から集まった100名を越える有志と地元のソリストにより上演されます。上演する合唱オペラ「ごんぎつね」は、昨年11月に岡山市民合唱団らが初めて上演したもので、池辺晋一郎氏が作曲、脚本・作詞は村田さち子氏が担当しました。9月14日は、まず結団式が行われ、その後さっそく初練習を行いました。


 ●中学生が記念館で体験学習 (2002.8.2)

     図書室で本にブッカー(保護用のシート)をかけました。

 8月2日(金)、新美南吉記念館で半田市立乙川中学校の生徒による一日職場体験が行われました。参加した新美京加さん(3年生)は、「矢勝川の環境を守る会」の人たちと花畑の除草、記念館では湿度の計測、記念館だよりの発送、記念館の受付、写真の複写などを体験しました。また、このニュースの更新も新美さんが行いました。

<体験学習を終えて>

職場体験ということで、私は南吉記念館の皆さんに一日お世話になりました。
午前中はボランティアの方々と草取り、午後は記念館での作業をやらせて頂きました。
作業の中、一番印象に残ったのは新美南吉直筆の原稿,、そして南吉の恋人の写真を見せて頂いたこと。
他にも色々と説明してくださってとても為になりました。受付、郵便作業、そして写真の複写という貴重な体験を
させて頂き、大変ながらも楽しく過ごせました。
また、実際に仕事をしていらっしゃる姿を見て、とても感動しました。(新美京加)


●企画展が始まりました。 (2002.7.20)

    
 展示風景

 7月20日(祝)から、平成14年度企画展「最初の童話集『おぢいさんんのランプ』―新美南吉と棟方志功の世界―」が開催されています。新美南吉の処女童話集『おぢいさんんのランプ』は、今から60年前の1942年(昭和17)に出版されました。既に太平洋戦争が始まり、出版統制が厳しくなるなか、どうして南吉はこの時期に初めての童話集を出すことができたのでしょうか?展示では、当時の時代背景や出版までの準備過程についても紹介します。そしてなんといっても見所は、棟方志功による10点の挿絵原画。大きな作品ではありませんが、ユーモラスな場面はユーモラスに、子どもの心理を描写した場面では心の内が伝わってくるような表情にと、南吉童話の世界を活き活きと描き出しています。もちろん童話の原稿や創作メモなどの資料も展示しています。会期は9月1日(日)まで。観覧は無料です。皆様、是非お越しください。



●「南吉記念館の案内人になろう」 (2002.7.3)

    
 

 
7月3日(水)、南吉の母校、岩滑小学校の6年生が、これから授業で「ごんぎつね」を学習する4年生や保護者を記念館に招いて、南吉の生涯や作品、ふるさととの関わりなどについて説明しました。これは岩滑小学校独自の総合学習「岩滑タイム」の一環で、6年生の皆さんはこの日のために一ヵ月ほどかけて、調べたり、資料を用意しました。


●七夕飾りをつくろう (2002.6.30)

   
    

 七夕も近づいた6月30日(日)、工作室で折り紙教室「七夕飾りをつくろう」が行われ、24名の参加者が折り紙で作る七夕飾りに挑戦しました。講師の新美文雄先生に教えてもらいながら1時間40分ほどかかってで折り上げ、あとは思い思いに色紙に貼って完成。出来栄えはほらこのとおり。この日は一日雨でしたが、七夕の夜は晴れるといいですね。



●6月の新美南吉研究会 (2002.6.23)

    
 研究会の様子

 6月23日(日)、新美南吉研究会の例会が行われました。新美南吉研究会は、南吉ファンが集まり、和気あいあいと意見や感想を交換しあう会で、いつもは20人ぐらいの出席なのですが、この日は大入りの30人。実はこの日読む作品が「手袋を買いに」だったんです。さすが「ごんぎつね」と並ぶ人気作品ですね。出てきた意見もさまざまで大いに盛り上がった例会でした。

 ※新美南吉研究会は、原則として毎月第4日曜日に新美南吉記念館で行われます。年会費1000円を払えば誰でも会員になれます。秋には南吉の第二の故郷、安城へのバスツアーも計画しています。体験参加も大歓迎ですので、興味のある方は新美南吉記念館までお問い合わせください。


●アジサイが咲き始めました (2002.6.7)

    
 あじさいの小径

 童話の森の「あじさいの小径」では、今年もアジサイが綺麗に咲き始めました。これは平成6年に記念館が開館した際、「国際ソロプチミスト半田」の皆さんが植樹してくださったもので、74株が散策道の両側に並んでいます。



 ●ポピーが満開です (2002.5.12)

    
 記念館北側のお花畑

 記念館北側(横断歩道を渡って右へすぐ)のお花畑で、いま真っ赤なポピーが満開です。5月いっぱいまで楽しめると思います。



 ●子どもの日行事「たんげおじさんのわんぱく劇場」 (2002.5.5)

    
丹下さんと大ちゃん

 5月5日(祝)、子どもの日の行事として「たんげおじさんのわんぱく劇場」が行われ、家族連れを中心に約150人が人形劇と腹話術を楽しみました。演じてくださった丹下さんは、長年、人形劇団むすび座の代表をつとめ、平成6年からは人形劇丹下オフィスを設立して日本各地で公演をされている方です。写真で丹下さんの一緒にいるのは人形の大ちゃん。自称7歳の大ちゃんですが、丹下さんは「年齢はその日のお客さんに合せて変わります。実際は30歳くらいなんですよ。アップにしないで下さいね(笑)。」とのこと。長年一緒に公演している丹下さんと大ちゃんの息はぴったりでした。



 ●南吉の新しい絵本が出ました (2002.5.1)

    
『里の春、山の春』(作・新美南吉 絵・石倉欣二)

 3月、にっけん教育出版社から絵本『里の春、山の春』が出版されました。「新美南吉ようねん童話絵本」というシリーズで、『うまやのそばのなたね』(絵・かみたしん)に続く2冊目です。南吉の幼年童話「里の春、山の春」と「でんでんむし」が収録されていますが、どちらも生まれたばかりの子どもが外の世界に認識を広げていく様子を、あかるく、ほほえましく描いたとってもいい作品です。
このシリーズは全部で6冊出る予定です。楽しみですね。


 ●CBCテレビの番組撮影がありました (2002.4.17)

    
権現山での撮影

 4月17日(水)、CBCテレビの番組「ときの探訪」の収録がありました。南吉記念館で「ごんぎつね」の草稿や絵本などを撮影した後、時々小雨の降る中、南吉の生家、養家、矢勝川、権現山などをまわりました。放送は5月7日(火)午後7時54分からの予定です。是非ご覧下さい。(5分ほどの番組で放送は東海3県)

 

 ●岩滑地区の祭礼 (2002.4.13)

     記念館駐車場で記念撮影

 4月13日(土)14日(日)の両日、南吉が生まれた岩滑地区では今年も春の祭礼が行われました。このお祭は南吉晩年の童話「狐」にも描かれています。13日の午後には、2台の山車が記念館駐車場に引き込まれ大勢の人で賑わいました。



 ●童話の森でネイチャーゲーム (2002.3.30)

    
童話の森で自然の宝物を探す

    
ネイチャークラフトにも挑戦

 3月30日(土)、「
ちたネイチャーゲームの会」(代表・平野浩美さん)の指導でネイチャーゲームを行いました。「ごんぎつね」の舞台にもなった童話の森は知多半島に普通に見られる雑木林です。でも一歩森の中に入ると、そこには自然からの面白い贈り物がいっぱい。何気ない葉っぱもよく見たら人の顔に見えてきたり・・・。ゲームや宝物集めの後は、集めたものを素材にネイチャークラフトにも挑戦。個性いっぱいの作品ができました。


 ●牛乳パックでしおりづくり (2002.3.3)

     アイロンで乾かしてできあがり!

 3月3日(日)、記念館工作室で「牛乳パックでしおりづくり」が行われました。参加者は親子連れが中心で、ミキサーで砕いた牛乳パックから紙漉きの要領でしおりをつくりました。できあがったしおりは、玉ねぎの皮でオレンジ色に染められたものや、ウサギの形をしたものなどさまざま。自分だけのしおりを使えば、読書がもっと楽しくなるかな?


   ●入館者50万人達成!(2002.1.26)

     50万人目となった千晶さん(左)

 1月26日(土)、お陰さまで、新美南吉記念館では、50万人目のお客様をお迎えしました。平成6年6月の開館以来、7年7ヶ月での達成です。50万人目になられた半田市在住の竹内千晶さん(19)には、半田市長よりキツネのぬいぐるみ、置時計などの記念品が贈呈されました。千晶さんは、双子の姉で大学二年生の千春さんとともに来館。児童保育を専攻する千春さんのレポート作成に付き添って来たということです。


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