2003年のニュース

●童話の森でネイチャーゲーム (2003.11.15)

     カード片手に「色」を探す。

 11月15日(土)、新美南吉記念館の童話の森でネイチャーゲームが行われました。今回のゲームは様々な色が印刷されたカードを持ち、童話の森でそれぞれの色と同じ色のものを探すという内容。普段気づかないのですが、秋の童話の森は、紅葉した葉や色づいた木の実など、たくさんの色にあふれていました。ネイチャークラフトは、ケヤキの木にネジをねじ込んで、「キュル、キュル」と鳴らすバードコール(本当に小鳥の声みたい!)をつくりました。


●月刊「MOE」人気投票で南吉作品が上位独占!(2003.11.1)

月刊「MOE」が行った読者アンケート「好きな日本の名作童話」の上位を南吉作品が独占しました。1位が「てぶくろをかいに」72票、2位は「ごんぎつね」50票でした。ちなみに3位は浜田広介の「ないた赤鬼」33票、4位は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」22票、5位は小川未明の「赤い蝋燭と人魚」13票でした。ダントツの1位、2位、嬉しいですね。詳しくは月刊「MOE」11月号(白泉社)の「特集:日本の名作童話といもとようこの世界」をご覧ください。


●タヌキが死んでいました (200310.12) 

10月12日(日)、記念館前の道でタヌキが一匹死んでいました。口から血を流していましたがほとんど外傷はなく、綺麗な状態でした。おそらく自動車にはねられたのでしょう。可愛そうですね。死骸は職員が童話の森に埋めてやりました。



●米国ミッドランド市で「フォックストロット2003」開催 (2003.6〜10)

          街角に並ぶユニークな狐たち

 6月7日から10月9日の間、半田市の姉妹都市であるミッドランド市(米国ミシガン州)では、様々な模様に塗られた像を街角に展示する野外芸術の催しが行われています。これは昨年からミッドランド市のノースウッド大学が始めたもので、2回目の今年は、姉妹都市の半田市を知ってもらおうと、新美南吉の代表作「ごんぎつね」にちなみ、狐がテーマに選ばれました。催しは「フォックストロット2003」(フォックストロット=狐の早足、アメリカの社交ダンス)と名づけられ、地元のアーティスト、小・中学生、青年会議所の会員などによってユニークかつカラフルに塗られた狐の像21体が道行く人々の目を楽しませています。


●中学生が記念館で体験学習 (2003.8.13)

     図書室で本にブッカー(保護用のシート)をかけました。

 8月13日(水)、新美南吉記念館で半田市立乙川中学校の生徒による一日職場体験が行われました。参加した福添彩さんと間瀬右梨さん(ともに3年生)は、企画展の受付、図書の装備、湿度の計測、写真の複写などを体験しました。また、このニュースの更新も二人が行いました。


<体験学習を終えて>


*私は南吉記念館で一日体験学習をしました。
いろいろなことを手伝い(受付け、広告まとめ、郵便作業)をしました。
それから担当の人に新美南吉について教えてもらい、深く知ることが出来ました。
収納庫では普段、展示していない貴重なものも見せてもらいました。
あと、写真の複製というのもやらせていただきました。
とても良い体験学習になってよかったです。(間瀬 右梨)

*本日、新美南吉記念館の1日職場体験と言う事で大変お世話になりました。
聞いていた作業(草抜き)とはまったく違った物をやらせて頂いたので、
戸惑いも多く、あまり役にたっていないとは思いますが楽しくやらせて頂きました。
受付けや郵便作業、写真の複写の他にも色々な展示物、収納庫なども
見て、体験させて頂き、とても為になったと思います。

担当の方、お客様にも大変ご迷惑かけた事と思います。

私達の町の新美南吉についてよく知ることが出来た体験でした。

本当に有難う御座いました。(福添 彩)


●南吉ゆかりの風景を絵手紙に (2003.6.18)

       

 「絵手紙サークルはんだ」の会員17人による「心に届け365日ふみの日絵手紙展」が中部電力半田営業所内のギャラリー「わっと」で開かれ、「半田百景」や会員思い思いの作品など約400点が展示されています(6月22日まで)。同サークルは古田修子さん(東海市)を講師に、半田市の青年の家で毎月2回活動しており、毎年春には屋外へスケッチに出かけています。今年のスケッチは新美南吉の生誕90年であるということで、4月3日に新美南吉記念館や養家で行われ、展示会場にはこの時の作品を中心に南吉に関するコーナーも設けられていました。



●市長と南吉生誕90年事業を語る (2003.5.13)

     下駄屋の店先で収録しました

 5月13日(火)、CAC(地元ケーブルテレビ局)の番組「市役所だより」の1コーナー「市長訪問」の収録が南吉の生家で行われました。今回の「市長訪問」では、新美南吉生誕90年記念事業推進委員会委員長の新美勝彦さんと合唱オペラ「ごんぎつね」でごん役を演ずるオペラ歌手内田由美子さんが榊原伊三半田市長と今年行われる南吉生誕90年記念事業について対談をしました。
放送予定 5月25日(日) 12:30〜・21:00〜


●押し花でつくる童話の世界 (2003.4.19)

       

 押し花愛好家でつくる「ふしぎな花倶楽部」による押し花の展示会が中部電力半田営業所内のギャラリー「わっと」で開かれました(4月20日で終了)。同倶楽部は、知多半島各地で押し花を教えている竹内邦子さん(阿久比町)とその生徒さんたちによるもので、毎年作品展を開いています。約170点の作品のなかには、「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」など南吉童話や西洋の童話を題材にしたものも含まれていました。南吉作品にとりくんだのは今年が初めてで、「記念館を訪れたり、作品を読みかえしたりして挑戦しましたが、みんな『難しい』と言ってましたよ」とのこと(竹内さん)。でもキツネのやわらかい毛並みも植物で見事に表現されていて、普通の絵とはまた違う魅力がありました。



●「南吉忌法要」と「南吉を偲ぶ会」が行われる。 (2003.3.21)

     南吉を偲ぶ会の様子

 3月22日は南吉の命日でした。今年は南吉が亡くなってちょうど60年にあたります。そこで前日の3月21日(金)、岩滑の光蓮寺で法要と「南吉を偲ぶ会」が行われました。
 当日は、南吉の遺族や教え子のほか、南吉の研究者、そして「新美南吉研究会」、「ごんぎつねの会」、「新美南吉に親しむ会」の会員など67人が参加しました。
 会場になった光蓮寺(浄土真宗大谷派)は、南吉の作品「ごんごろ鐘」や「百姓の足、坊さんの足」にゆかりの寺です。南吉自身、ここでお経を習ったり、東京外国語学校受験の際に、先代の本多忠孝住職から英語を教えてもらったりしました。南吉が亡くなった際、戒名「釈文成」を考えたのもその住職でした。
 法要では、住職の読経のなか、参加者が順に焼香をし、その後、南吉を偲ぶ会に移りました。希望者13名が好きな南吉作品の一節や手紙、日記などを朗読したり、曲をつけて歌ったりし、南吉やその作品についての思いを語り合いました。


●南吉童話を刻んだ記念碑序幕 (2003.3.14)

     除幕された記念碑

 3月14日(金)、学校法人名古屋石田学園・星城大学(東海市)の構内に南吉の幼年童話、無題「イツノ コトダカ」を刻んだ記念碑が建ち、学園関係者のほかに当館館長も加わって除幕式が行われました。
 記念碑は、星城大学の母体となり、この日行われた卒業式をもって14年の歴史に幕を下ろす名古屋明徳短期大学を記念するもので、校名やシンボルマークを埋め込んだ石碑と童話などを刻んだ解説板が対になっています。
 無題「イツノ コトダカ」は、一本の木の周りに人が集まり、やがて町になっていく、という物語です。題名もなく、制作年もわからない短い作品で、便宜的に冒頭の書き出し部分を題名代わりにしています。しかし、学園側では、この童話のように、「木の下に学生が集い、語り、それが個々の大きな成長のシンボルと」(解説板より)なることを願い、解説板にその全文を刻みました。また、作品にちなんで記念碑の横には、中国で出世の木といわれるエンジュの苗木も植樹されました。


●絵入り官製葉書贈呈式・丸型ポスト除幕式 (2003.3.3)

  
市長(左)への贈呈 移設された丸型ポスト
絵入り官製葉書(350円) 生誕90年切手集(1000円)
  
 3月3日(月)、新美南吉記念館で絵入り官製はがき「新美南吉の世界U」の贈呈式と丸型ポストの除幕式が行われました。
 絵入り官製葉書は新美南吉の生誕90年を記念して半田郵便局が企画したもので、平成13年に発売して好評だった「新美南吉の世界」の第二弾。絵は市内小学校教諭の榊原澄香さんによるペーパーアートを使い、「ごんぎつね」「赤いろうそく」など5枚1組で350円。知多半島内の郵便局、名古屋・岐阜・津・静岡の中央郵便局のほか、新美南吉記念館でも販売します。
 丸型ポストは、南吉童話「たれのかげ」にも登場することから、記念館に従来あった角型ポストと交換するかたちで設置されました。除幕式のあと、式典に参加した地元の幼稚園児や小学生が初投函をしました。
 またこれらの事業にあわせ、「新美南吉生誕90年切手集」も発売。こちらは南吉作品に登場する動・植物が描かれた切手11種類16枚で構成され、解説書付きで1部1000円(限定2000部)。半田市内と武豊町内の郵便局のほか、新美南吉記念館でも販売します。



●筑波大付属小学校の児童が南吉のふるさとを訪れる。 (2003.2.26)

     館長に南吉作品の語りを披露する児童たち

 2月26日(水)、東京都文京区の筑波大付属小4年生40人が岩滑を訪れ、南吉の母校である岩滑小学校の児童と交流をしました。岩滑小学校のあとは新美南吉記念館を見学。付属小から記念館へ、児童たちがつくった学習資料が寄贈されました。内容を見るとなかなかの労作。さっそく記念館図書室に入れて、来館者に見ていただけるようにしました。
 筑波大付属小学校の皆さん、遠いところ大勢でありがとうございました。
 (帰りの電車は間に合いましたか?)



●アカデミー賞ノミネート監督・山村浩二先生の作品「手ぶくろを買いに」上映中 (2003.2.19)

     山村先生の原画による番組の一場面

 先日、今年のアカデミー賞ノミネート作品の発表があり、長編アニメ部門に「千と千尋の神隠し」がノミネートされ話題になっていますが、短編アニメ部門にも日本人監督の作品がノミネートされているのをご存知でしょうか?名古屋市出身の山村浩二先生(38歳)の「頭山」(あたまやま)がそれです。既に「オランダ国際アニメーション映画祭」で審査員特別賞も受賞されています。
 実は、新美南吉記念館では2001年12月から山村浩二先生の原画によるアニメーション番組「手ぶくろを買いに」を館内ビデオシアターで上映しています。「ごんぎつね」と月替わり上映するため、いつでもご覧いただけるわけではないのですが、山村先生のアカデミー賞ノミネートを記念して、今月と来月(2月・3月)は「手ぶくろを買いに」を上映します。
 上映番組「手ぶくろを買いに」は、山村浩二先生が描き下ろした原画を元に(株)NHK中部ブレーンズが制作したもので、朗読は高木均さん(トトロやムーミンパパの声優)が担当し、芸術性・完成度ともに高い作品となっています。
 まだご覧になっていない方は是非、この機会にご鑑賞ください。
 注)番組をご覧頂くためには、高校生以上の方は展示室観覧料(210円)が必要です。



●菜の花が満開です。 (2003.2.15)

     

 新美南吉記念館から道をはさんですぐ北側のところに菜の花が咲いています。数は多くありませんが、天気のいい日は陽の光を受けて輝き、なかなか綺麗ですよ。



●折り紙教室「ひな飾りをつくろう」 (2003.2.9)

     「ムズカシカッタデス。」

 2月9日(日)、工作室で折り紙教室「ひな飾りをつくろう」が行われました。折り紙でひな飾りをつくるこの行事はもう記念館の恒例行事となりましたが、去年までは折った人形を色紙に貼って仕上げていました。しかし、毎年同じものでは、ということで今年は人形を乗せる台もつくりました。もともと上級レベルの内容でしたが、今回はちょっと難しかったかな?折り紙初体験というイギリス人の先生も参加されて、「大丈夫かな?」と思いましたが、きちんと完成させてなかなかの出来栄えでした。


●テレビ愛知「遊びに行こっ!」の収録がありました (2003.2.6)

     郁美ちゃん(左)ときょうこさん

 2月6日(木)、テレビ愛知の番組「遊びに行こっ!」の収録が記念館で行われました。東海地方を中心に各地の観光、遊び、グルメ、体験スポットなどを紹介する番組で、毎週、郁美ちゃんとその家族やお友達(という設定)がレポーター(?)を務めます。今回は3月からの山車祭りをひかえた半田の町を紹介するということで、記念館では山車祭りの様子が描かれている南吉の童話「狐」を読む場面が撮影されました。放送予定はテレビ愛知で3月1日(土)18時30分からです。是非、ご覧下さい
注:放送予定ですので変更されることもあります。


●名古屋テレビ「Lets ドン・キホーテ」の収録がありました (2003.2.4)

     キツネの剥製を見る中本賢さん

 2月4日(火)、名古屋テレビの番組「Lets ドン・キホーテ」の収録が行われました。俳優の中本賢さんをはじめとするドン・キホーテ隊が、釣りや山歩きなどさまざまなアウトドアを楽しむ番組ですが、今回ははじめて文学散歩に挑戦しよう、ということで南吉の故郷を歩きました。まず初めに記念館に立ち寄り、新美南吉顕彰会発行の文学散歩マップを手に入れた後、一日かけて矢勝川や生家など南吉が暮らし、作品舞台となった地を巡りました。放送予定は名古屋テレビで2月22日(土)12時からです。是非、ご覧下さい。
注:放送予定ですので変更されることもあります。


●CBC「そこが知りたい 特捜!坂東リサーチ」の収録がありました (2003.1.11)

     リポーターの鉄崎幹人さん。

 1月11日(土)、CBCテレビの番組「そこが知りたい 特捜!坂東リサーチ」の収録が記念館や童話の森などで行われました。毎週、東海地方のある町を選び、グルメ、文化など様々な角度から紹介しているこの番組。今回は半田と武豊線沿線が対象地域だそうで、そのワンコーナーとして南吉をとりあげてくださいました。その視点は「南吉文学と里山の自然」。リポーターの鉄崎さんやスタッフの方、皆さん自然に詳しい方ばかりで、このテーマへの思い入れが感じられました。撮影後、鉄崎さんは「じゃ、童話の森でもう少し鳥を見て帰ります。」と双眼鏡を手に記念館をあとにされました。
 放送予定はCBCで2月13日(木)18時55分からです。是非、ご覧下さい。
 注:当初の放送予定日(2月6日)から変更されました。



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