2005年のニュース



●記念館の雪景色(2005.12.22)

  

 
12月22日(木)、全国的な寒波の影響を受け、東海地方も記録的な降雪となりました。岩滑でも9時
過ぎからどんどん降り始め、昼までに10センチ以上積もりました。なんでも名古屋気象台では58年ぶりの大雪だとか。もちろん新美南吉記念館が開館してからこれほど降ったのは初めてです。ちょうど終業式の日でしたので、午後からさっそく地元の小学生が雪合戦をして遊んでいました。南吉の童話「子供のすきな神さまを思い出しました。



●「木の葉の手紙づくり教室」開催(2005.11.11)

 

 11月11日(土)、半田市内特定郵便局との共催で「木の葉の手紙づくり教
室」を行いました。講師は、半田美原郵便局の職員で、自然観察の指導員をしている大橋秀夫さんが務めてくださいました。参加者は童話の森に入り、講師から里山の植物の説明を聞きながら、このあと手紙に使う落ち葉などを拾い集めました。その後、工作室で木の葉をラミネート加工して手紙をつくり、最後は南吉記念館内の丸型ポストに投函しました。秋のひととき、里山の自然と手作りの手紙をつくる楽しさを味わいました。


太田大八原画展〜新美南吉童話傑作選『赤いろうそく』より〜開催(2005.11.3〜12.4)



 文化の日の11月3日から、常設展示室の一画で、太田大八原画展〜新美南吉童話傑作選『赤いろうそく』より〜を開催しています。太田大八氏による『赤いろうそく』(新美南吉の会編、小峰書店発行)の挿絵原画21点と同書に収録された南吉作品の自筆原稿などを展示しています。是非、ご覧ください。
※12月4日まで 観覧には入館料(高校生以上210円)が必要です。
※展示されている南吉の自筆原稿(「ミチコサン」原稿 3葉/「デンデンムシ原稿 3葉/「ウマヤ ノ ソバ ノ ナタネ」 11葉/「サト ノ ハル、ヤマ ノ ハル」 4葉/「里の春、山の春」原稿 3葉)

 昨年、『新美南吉童話傑作選』(新美南吉の会編・小峰書店発行)が刊行されました。全7巻にわたるこの本には、新美南吉の初期から最晩年までの代表的な童話・小説・童謡・詩・短歌が収録され、南吉文学の全体像に触れられる内容になっています。さらに挿絵は日本の絵本・児童書界を代表する7人の画家が担当し、各巻それぞれに異なる魅力を与えています。
 7巻で164点にのぼる挿絵の原画は、それぞれの画家から新美南吉記念館へ寄託され、その一部は昨夏開催した企画展「7人の画家が描く新美南吉の世界」で展示いたしました。
 本年度からは、企画展で展示できなかった絵も含め、寄託された原画の数々をご覧いただけるよう、年2回ずつ画家ごとの原画展を行うことにいたしました。
 その最初となる今回は、7人の画家のなかでも最年長で数々の受賞歴を持つ太田大八氏をとりあげます。スクラッチボードを刻むことで生まれた彫跡の面白さと、懐かしさに満ちた絵の世界をお楽しみください。
(原画展「ごあいさつ」より)



南吉の朱筆が残る尾頭さちさんの作文を展示(2005.10.22〜2006.3.31)

 

 10月22日(土)から、常設展示室内の特設コーナーで、半田市在住の尾頭さちさん(旧姓杉浦)が安城高等女学校在学時代に書かれた作文を展示しています。
 1938(昭和13)年4月、新美南吉は安城高等女学校に教師として赴任しました。主に英語を担当しましたが、自ら進んで作文の授業も受け持ちました。この年に入学した尾頭さんは、学級担任でもあった南吉から卒業までの4年間を通して作文の指導を受けています。
 大切に保管されてきた作文には、数多くの南吉による朱筆が残されています。作文と朱筆からは、ひとりの女生徒が教師の適切な指導によりめきめきと文章力をつけていく様子をはっきりと読み取ることができます。
 児童文学作家として非凡な才能を発揮した南吉ですが、一方で教師として女生徒たちと真剣に向き合い、教育に情熱を注いでいました。尾頭さんの作文は、そのことを示す貴重な資料といえます。
※展示は2006年3月31日まで。



●「夏休みペーパーアート教室」開催(2005.8.27)

  

夏休みも終わりに近づいた8月27日(土)、ペーパーアート作家の榊原澄香さんを講師に「夏休みペーパーアート教室」が開かれ、親子連れなど14名が参加しました。榊原澄香さんは、これまで南吉童話を題材に数多くのペーパーアート作品を手がけてこられました。新美南吉記念館では順次新作を展示して、来館者の皆様にご覧いただいていますが、来館者からの「私もつくってみたい」というお声を受け、教室を行うことになりました。南吉の童話「蟹のしょうばい」を題材にタヌキとカニを紙で立体的につくり、額に収めると立派な作品のできあがり。夏休みのいい思い出になったかな?


●愛・地球博で合唱オペラ「ごんぎつね」上演(2005.8.1)



8月1日(月)、愛・地球博の「あいちおまつり広場」で合唱オペラ「ごんぎつね」が上演されました。この日は「知多地域の日」として、知多半島5市5町それぞれから出演者が集まり、地域の歴史、文化、産業などを紹介しました。半田市からは、南吉生誕90年(2003年)の記念事業として合唱オペラ「ごんぎつね」を上演した「ごんぎつね合唱団」が出演、同オペラのダイジェスト版を上演しました。



●新美南吉記念館スケッチ展(2005.6.18〜7.3)

 

6月18日(土)から7月3日(日)までの期間、記念館や南吉作品を題材にした絵手紙の展示がエントランスホールで行われています。作品は半田勤労福祉会館絵手紙教室の講師と生徒20名が制作した36点。

●折紙教室「南吉童話を折ろう」(2005.6.5)

 

6月5日(日)、南吉記念館では童話「でんでんむしのかなしみ」と「二ひきのかえる」の世界を折紙でつくる折紙教室を開きました。もうすぐ梅雨入り。6月らしい作品ができあがりました。


●ブータン王国舞踊団が来館(2005.6.5)



現在、開催中の「愛・地球博
の一市町村一国フレンドシップ事業で、半田市はブータン王国とグァテマラ共和国を応援しています。6月5日(日)、そのブータンから舞踊団の人たちが半田を訪れ、新美南吉記念館も見学してくださいました。


●春のミニ展示「南吉讃歌―南吉顕彰と神谷幸之―」 (2005.3.19〜2005.5.8)



 
昨年11月、南吉養家の保存、『南吉おぼえ書』の執筆など、南吉顕彰に尽くされた神谷幸之氏が亡くなられました。今年の春のミニ展示では、そうした神谷氏の業績や南吉養家の保存に至る経緯などをご紹介しています。新美南吉記念館エントランスホールで5月8日(日)まで。


●思い出の転写稿と63年ぶりに再会 (2005.3.4)

 
転写稿を手にする山崎美枝子さん

昨年、南吉の童話「ごんごろ鐘」と「おぢいさんのランプ」の転写稿が発見され、当館に寄贈されました。
これは、昭和17年、南吉が処女童話集『おぢいさんのランプ』を出版する際、安城高等女学校の教え子に頼んで清書してもらったものです。
当館では誰がこの2作品の転写をしたのか調査を進めてきましたが、このほど「おぢいさんのランプ」については、筆跡や当時の記憶から、第19回生の山崎美枝子さん(安城市在住)が書かれたことがわかりました。
調査には転写稿のコピーを用いたため、山崎さんに実物をご覧いただこうと、3月4日(金)、当館の学芸員が転写稿を持ってご自宅を訪ねました。
63年ぶりに転写稿と再会を果たした山崎さんは、「のこっていて本当によかった」と語り、当時を懐かしむように転写稿を眺めておられました。



●巽聖歌生誕100年記念“「たきび」の集い” (2005.2.12)




今年は詩人の巽聖歌(たつみせいか・1905〜1973)が生まれてちょうど100年にあたります。生前、新美南吉と親交が深かった聖歌を偲ぼうと、百回目の誕生日にあたる2月12日(土)、童話の森で“「たきび」の集い”を行いました。



●折り紙教室「ひな飾りをつくろう」 (2005.2.6)

  

2月6日(日)、恒例の折り紙教室「ひな飾りをつくろう」が行われ、家族連れなど22名が参加しました。2時間たっぷりかけておびな、めびな、とそれを乗せる台を折りました。結構難しいのですが、みんな奇麗に完成させていました。



●春の七草観察会 (2005.1.8)




1月8日(日)、新美南吉記念館付近の田んぼで春の七草観察会を行いました。観察の後は、七草粥を食べて冷えた体を温めました。



●第10回「ふるさとの風景」絵画・写真コンクール入選作品を展示 (期間:2005.1.5〜1.30)




昨年行われた第10回「ふるさとの風景」絵画・写真コンクール(主催:半田市・株式会社ミツカングループ本社)の入選作品から、大賞2点と南吉に関わる作品4点を展示しています。


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