「ランプの灯」は平成6年の開館以来、エントランスホールのテーブルに置かれている来館者ノートです。
そこには来館者の南吉文学に対する想い、南吉の故郷を訪れのての感想など、さまざまな内容の書き込みがされています。
その一部を、ここにご紹介いたします。
卒業研究の大きな題材が「ごんぎつね」なのでうかがいました。
小学四年生の時に学んでからずっと大好きな作品です。来年度は臨任として小学校で働く予定なのですが、採用試験に合格するまで一生懸命挑戦し、4年生をもたせていただいた時には今日の出来事をまじえつつ児童と授業を作りたいです。
合格したらまた来ます。ごん、大好きだよ。
長年の夢が叶いました。
教師をしていたころから、3年「手袋を買いに」、4年「ごんぎつね」、5・6年「おじいさんのランプ」を子どもたちと学び、その作者の新美南吉さんを知りたい、この半田の地に来たいとずっとずっとあたためてきた想いが叶いました。孫の誕生祝いと共にここに来れてよかったです。
なんきちさんのがんばった気持ちがよくつたわった。なので家族をつれてきて家族にもなんきちさんの気持ちをつたえたい。そしたら、ぼくの友だちにもつたえたいです。
東京から来ました元教員です。
国語の教科書の「ごんぎつね」を何回も教えていました。私自身が大好きでした。あのひがん花の風景を是非見たいと今回やってきました。
矢勝川の景色、圧巻でした。300万本すごい!
今日は来てみたかった新美南吉さんの記念館に来ました!!
きつねが好きなので全てかわいくて楽しかったです。
卒業制作の一環として訪問しました。
童謡を主に研究しているのですが、新美さんが『赤い鳥』で入選した過去があること、また、児童文学と童謡はきってもきれない間柄にあると思ったからです。
ここに来るまでに、既に心が洗われました。ここがあの新美さんの世界なんだと思いました。
子供が保育園でぐうぜんかりてきた絵本が「手袋を買いに」で、自分が小さいとき1番好きだった絵本なので、うれしくてかぞくであそびにきました!
また来まーす!!
初めて来ました。通るたびに気になっていました。
南吉の心の奥に少し入れたような気がしました。泣けました。また来ます。
「うまやのそばのなたね」など、小さいものへの慈しみあふれる小話が素敵で改めてファンになりました。小説ほどではないものの南吉の詩のモチーフや文体がとても好きです。
館内に散りばめられたキツネがとても可愛く足を運んでよかったと思いました。草木に囲まれた中で作者や作品を知れるすてきな記念館です。
関西からおとずれましたが、また足を運びたいと思います。
以前からずっと来館したくて、楽しみに来ました。
「ごんぎつね」を小学校の教材で学習し、とても感動したのを覚えています。「手ぶくろを買いに」も大好きです。やさしい気持ちになります。来れてよかった♥
「ごんぎつね」のお話は、小学生の頃の学習発表会にてグループごとに音読発表をしました。なかなかに思い出のある作品です。時を経て、自分の娘とここに来るとは……。ありがとうございます。
「ごんぎつね」で、いたずら好きの人でもやさしい気持ちを持っていることがよくわかりました。兵十がせつない…。新美南吉さん大好き!
3度目の来館です(老人クラブです)。
新美南吉は安城高女の先生だったということで、安城出身の私にはとても親しく感じられる存在です。南吉の教え子の方々のお話を伺ったこともあり、生徒に慕われていたこともよくわかります。
息子との男旅でやってきました。
初めて知る話なども多く、何より息子が興味深く楽しそうに見ている姿に嬉しく思いました。本当に良い思い出となりました。ありがとうございます。
「ごんぎつね」の郷とは知らずに彼岸花を見に行きました。まさか県内にこんな素晴らしいところがあるなんて。南吉さんが教師をやっていたのも知りませんでした。
来てよかったです。ありがとうだ、ごん。
北海道から、南吉さんのゆかりの地を巡るために来ました。
1年前から南吉作品を読むようになりましたが、十代~二十代の男盛りの人が、こんなにも繊細なお話を書くなんて、すっかりファンになってしまいました。
市をあげて新美南吉を大事にし、この記念館をはじめ、生家、養家などを保存されているおかげで、今日は1日堪能させていただきました。楽しかったです。
かなしくてうつくしい、そしてこころにしみるやさしさをもった物語。「ほんとうににんげんはいいものかしら。ほんとうににんげんはいいものかしら…」祈るような南吉の言葉だと思いました。
千葉市より来ました!
保育士養成専門学校の生徒たちと、「でんでんむしのかなしみ」の読み聞かせをしています。心にしみいる童話を、これからも新しい子どもたちに届けていきたいです。
今日は、23歳の娘と19歳の娘と来ました。かつての読み聞かせで「手ぶくろを買いに」が大好きだったこと等、なつかしんでおります。
今年、4年生の子どもたちと「ごんぎつね」を読みます。
記念館へ来て、南吉さんの人柄に触れられた気がしました。子どもたちとも訪れたい場所です。
偶然通りがかった日が南吉さんの誕生日ということで、献花も出来て良かったです。館内見学させていただき、とても「ほっこり」した気持ちになりました。ありがとうございました。
今日、飛行機で福岡から来ました。いろんなところにきつねがいたから、かわいかったです。
学校で今年「ごんぎつね」をならいます! もう、見がくに来たからお話がよく分かったので、学校でならう時はもっと勉強して分かるようにしたいです!
母校が以前南吉の作品をベースに折り紙の作品を作ったことがあります。それらの作品の背景、南吉の人柄を知ることができ望外です。
東京から来ました。
数年前より新美南吉さんを知り、ずっと来たいと思っていたので、今日来れて良かったです。大きな木にランプが掛かった展示が気に入りました。おじいさんもあんな風にランプを木に掛けて、石を投げたのか、と想像の世界が目の前にあらわれた感じがして感動しました。
年表を見ながら「あの話をこの年齢で?!」という驚きがあったり、晩年に書かれた内容だからこそのメッセージ性を感じたり、と新美さんの作品へ新しい発見がたくさんありました。
念願の南吉記念館に来れて幸せです。いつも、南吉の作品が身近にありました。「花のき村」「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」…どれもすてきな作品。いつまでも読みつぎます。
平成最後の日です。美智子さまを近くに感じることができてよかったです。さらに言うなら建物の造形も美しく、自然と溶け合っていて、時代が変わっても人々に愛され続ける新美南吉の面影を感じました。
55歳の男性です。兵庫県西宮から初めて半田に来ました。
新美南吉は幼少の頃より愛読していました。今でも時々読み返します。好きな作品は「正坊とクロ」。いつ読んでも泣きます。
「手ぶくろを買いに」…が大好きで、やっとやっとやっと来れました。新美南吉さんの物語は大人になった今だからこそひびいてきます。又、来たいと思います。
小学4年生のときに「ごんぎつね」を習いましたが、そのほかの新美南吉さんの話を知らなくて、今回、たくさん知れてよかったです。私が好きなのは「あめ玉」です。なんか共感できることがあって好きです(笑)
また、ひまなときにでも来てみたいです。
香川・高松から2泊3日でやって来ました。
昔から楽しく読ませていただいている南吉先生の故郷に来られてよかったです。
わたしは学校の国語のきょうかしょに「ごんぎつね」がありました。たまたま音読をしていたとき、おばあちゃんが「にいみなんきちきねんかんに行く?」ときかれて、わたしはいきたいと思ってきました。
大阪から朝6時に家を出てきました。たのしみでよるねむれなかったです。とてもたのしみにしてこの日をむかえました。ほかにも図書室に「でんでんむしのかなしみ」があったので、それをテーマにさくぶんをつくりました。思ったとおりたのしい一日でいれました。
ありがとうございました!
近代文学にハマッて、今日が記念日ということもあって7、8年ぶりに来ました。
新美南吉さんのやさしい世界にひたれてとても楽しかったです。また遊びに来ます。お気に入りの作品は「でんでんむしのかなしみ」です。
ようやく来ることが出来ました。
今日は、お天気も良く気持ちいい日で田んぼの中にごんの姿が見えそうで、心がほかほかしました。ガイドの方にお話を聞くことができ、じっくり南吉さんの作品(ほんの少し)に触れることができました。
また、来たいです。
三重県の津市からきました。小学5年生と3年生の兄弟です。
僕は学校で新美南吉が作った「あめだま」「ごんぎつね」などを習ったり、読ませていただきました。「ごんぎつね」の兵十には、「兵重さん」というモデルがいたなんてビックリ! まったく知りませんでした。南吉さんはもう何十年も前に病気でなくなられたことははじめて知りました。
ぜひ、もう1度来てみたいと思いました。
「ごん、お前だったのか」とあいことばをいったら、ポスターがもらえた!(この日は「ごんの誕生日」ということでイベントを開催していました)かわいいポスターだった。うれしかった。
学校でもなんきちさんのお話の「赤いろうそく」をやります。歌やことばをやります。たのしみ!
ずっと訪れたいと思っていた新美南吉記念館についに来ることができました!
一番好きな作品は「おじいさんのランプ」なので、木に数々のランプがつり下がった展示を見たときは胸がときめきました。また訪れたいです。
名古屋からまいりました。中国人の留学生です。
「ごん狐」と「手ぶくろを買いに」は小さい頃読んだことがある(中国語のバージョンだけど)。けっこう親近感があった。真夏のごろ、この涼しいところで子供の時代の思い出を楽しむのはなかなかいい感じであった。
童話を書く人は、子供たちのために美しい世界をつくってあげた。小さい頃読んだ童話は、その中が伝えた価値観などは、大人になっても影響を与えている。そのような作家たちに感謝します。応援します。
東京から夫と来ました。
友人が新美南吉の「ごんぎつね」「でんでんむしのかなしみ」の話をしてくれました。帰りましたら、記念館でのことを伝えたいと思っています。
やっと来たかった南吉記念館に来ました。
「牛をつないだ椿の木」の話、よかったです。狐の話が多いと思いましたが、私には牛の話や、牛は重いものを…の詩(「牛」ですね)に心を打たれました。
遠いのでまた来るのは難しそうですが、いい一日になりました。
ずっと来たいと思っていた新美南吉さんの記念館に来ることができました。
「手ぶくろを買いに」の透明な優しさが、「ごん狐」のやるせない哀しさや感動が、いつまでも感じられる心を持つ人間でありたいと思います。ガイドをしていただき、とてもよく南吉さんのことが伝わってきました。
これからお墓に参らせていただきます。
賢治と並んで私にとって偉大な作家である南吉先生。両者は共にいのちを大切になさる姿勢があって、とても共感が持てます。人間のみならず、動物も含めた命の尊さを後世に伝えるためには、南吉先生の作品は必要不可欠です。
いいところでした。ありがとうございました。
ごんに会いたくて、大阪堺から来ました。
権現山に登ってシダを見たら、ごんを見つけたような……。
いい一日でした、ありがとう。
小4で習った覚えがある「ごんぎつね」……。"ごん"を大好きだったのを覚えてます。
学習発表会で"ごん"の役をやりました(笑)
新美南吉さんすごい人だー!!
何年か前に一度、両親に連れられてきて、今回、バイクで一人で来ました。
小学校の時に教科書に載っていた童話の中では、めずらしくとても気に入っていたことを覚えています。他の作品はまだ読んだことがないので、帰りに本屋で買います。
教科書から「ごんぎつね」が消えませんように……。