―芝生広場と新美南吉記念館―

 ようこそ新美南吉記念館のホームページへ!
 新美南吉記念館は愛知県半田市出身の児童文学者・新美南吉(にいみなんきち・1913−1943)の顕彰を目的に半田市によって平成6年に設立された記念文学館です。
 新美南吉は童話「ごんぎつね」の作者として知られていますが、その他にもたくさんの童話や童謡、小説、戯曲、俳句、短歌などを書き残しています。彼の作品は、庶民の暮らしや身近な動物たちを描きながら、心の通い合いや良心、信頼といったテーマをストーリー性豊かに表現しています。その物語は、美しく確かな文章、巧みな心理描写、ユーモアに彩られ、彼の死から半世紀以上経った現在でも、ますます多くの読者に愛されています。
 当館の展示室では、そうした南吉文学の世界を彼の生涯とともに紹介しています。作品原稿、日記、手紙などの資料はもちろん、「ごん狐」「手袋を買いに」等のストーリーを模型で紹介するジオラマ展示、そのほかビデオシアターと視聴覚コーナーなど、お子様や南吉文学初心者の方にもわかりやすい展示となっています。
 また、館の周辺には、南吉の生家、養家、作品舞台になった山川、社寺、彼が学んだ学校などがあり、それらを巡る文学散歩コースも整備されています。
 肉筆原稿を見たり、作品舞台に立ったときの感動は、やはり故郷岩滑を訪れ、記念館に来ないと得られないものですが、このホームページが南吉に関心を持っていただくきっかけにはなれば、と思っています。
 ここで南吉に興味を持たれた方は、是非、記念館へお出かけください。南吉が暮らした地に立ち、風景を見なければわからない、何かがそこにあるはずです。
 館員一同、皆様のご来館をお待ちいたしております。


 ここ中山は、新美南吉の作品「ごん狐」の舞台となったところです。
 当館は、新美南吉の生誕80年、没後50年を記念し、長年にわたる関係各位のお力添えと深いご理解を受け、この地に設立されました。南吉の残した各種の資料を始め、児童文学関係・郷土関係・教育関係の図書資料を収集し、郷土性豊かな南吉文学に広く親しむことを目的としています。
 四季折々に変化する童話の森を背景に、眼下に広がる権現山や矢勝川、土の匂いとともに広がる田園風景など、自然に親しみながら、人と人との出会いと心のふれあいを大切にする場として、南吉顕彰とともに全国的な規模での文化交流の拠点となるよう願っています。   (新美南吉記念館設立趣旨・平成6年)



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