新美南吉の作品

 新美南吉は、ふるさとの知多半島を舞台に庶民の生き様や子どもの生活、身近な動物たちを描きながら、心の通い合いや美しい生き方といった普遍的テーマをストーリー性豊かに表現しました。その物語は美しい文章、巧みな心理描写、ユーモアに彩られ、彼の死から60年以上経った現在でもますます多くの読者に愛されています。
 彼がのこした作品は、童話、小説、童謡、詩、戯曲、俳句、短歌など多岐にわたり、その数は1500を超えます。
 なかでも小学校の国語科教科書に半世紀以上も載り続けている「ごんぎつね」は、世代を超えた国民的文学として親しまれています。

年齢 作 品 (太字は童話または少年小説)
 昭和3 15歳 「赤蜻蛉」「銭坊」・童謡「喧嘩に負けて」・詩「詩人」
    4 16歳 「張紅倫」「巨男の話」
    6 18歳 「権狐」(ごん狐)・童謡「窓」「ひかる」「ひる」
    7 19歳 小説「坑夫」・童謡「枇杷の花の祭」「島」「月の角笛」
    8 20歳 「蛾とアーク灯」「かごかき」「こどものすきなかみさま」「丘の銅像」「手袋を買いに」
    9 21歳 「名無指物語」・小説「塀」「雀」・詩「貝殻」
   10 22歳 「うまやのそばのなたね」「こぞうさんのおきょう」「でんでんむしのかなしみ」「ひとつの火」「木の祭」「赤いろうそく」「かげ」「げたにばける」「にひきのかえる」「きつねのおつかい」「かにのしょうばい」など幼年童話約30編・小説「鴛鴦」「中学二年の」(借銭)「除隊兵」・詩「ペンだこ」「去りゆく人に」「墓碑銘」「弟」
   11 23歳 「決闘」・小説「灯のない蛍」「帰郷」
   12 24歳 「空気ポンプ」・小説「自殺宣言」「小さい薔薇の花」
   13 25歳
   14 26歳 「最後の胡弓弾き」「久助君の話」・小説「花を埋める」・詩「牛」「春の電車」「ひよこ」「蛇」「ひらがな幻想」
   15 27歳 「川」・小説「百牛物語」「自転車物語」「音ちゃんは豆を煮ていた」「坂道」「家」「銭」・詩「鯉」「泉」「百姓家」
   16 28歳 「良寛物語 手毬と鉢の子」「嘘」「うた時計」
   17 29歳 「ごんごろ鐘」「貧乏な少年の話」「おじいさんのランプ」「花のき村と盗人たち」「牛をつないだ椿の木」「百姓の足、坊さんの足」「和太郎さんと牛」「鳥右ヱ門諸国をめぐる」「耳」
   18 「狐」「小さい太郎の悲しみ」「疣」・小説「天狗」(絶筆)



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