お父さんはどんな人?

南吉のお父さんの渡辺多蔵(わたなべたぞう・明治17年〜昭和35年)は、岩滑新田の農家の三男坊として生まれました。小学校を卒業してから畳をつくる修行をしたのち、畳屋として独立しました。商売上手で、仕事の上でも新しい機械を入れるなど工夫をしていました。節約家で、南吉の無駄づかいをいつもいましめていましたが、南吉を東京の学校にやったり、村の神社に多額の寄付をするなど、けちなばかりではありませんでした。


父、渡辺多蔵