弟はどんな人?

南吉の弟、渡辺益吉(わたなべますきち・大正八年〜昭和20年)は、南吉が5歳の時に生まれました。南吉とはお母さんが違いますが、とても仲のよい兄弟で、子どもの頃は南吉からお話を聞かせてもらい、大人になってからもよく一緒に映画や喫茶店に行っていました。南吉は、酒や味噌をつくる会社に勤めていた益吉のことを思って、「弟」という詩もつくっています。しかし、益吉は太平洋戦争で兵隊にとられ、戦争が終わる直前にフィリピンで戦死してしまいました。


南吉と歩く益吉(左)