新美南吉記念館 × 半田赤レンガ建物 共通観覧券を販売します

 新美南吉記念館と半田赤レンガ建物の観覧券がセットになった、お得な共通観覧券を販売しています。両館合わせて90円お得になりますので、半田市内の観光にぜひご利用ください!

⇒ 半田赤レンガ建物ホームページ

  • 価格 330円(税込)
    ※半田赤レンガ建物展示室入場料200円→160円/新美南吉記念館展示観覧料220円→170円
    ※両館とも中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は入場無料です
  • 販売所 新美南吉記念館・半田赤レンガ建物
  • 有効期限 購入日の翌日まで

市民特別観覧券をご活用ください

  •  新美南吉記念館では、年に1度「はんだ市報」を通じて市民特別観覧券を発行しています。令和5年度は「はんだ市報」4月号にて発行しました。本券をお使いいただければ、記念館展示室の観覧料(高校生以上220円)が無料になります。
     ぜひ、ご活用ください。
    • 対象 半田市民の方(1枚で2人まで無料になります)
    • 有効期限 2024年3月31日(日曜日)
      ※令和5年度分/コピー不可

南吉の生家の駐車場移動について

 令和4年10月1日(土曜日)から、生家の駐車場が下記の通り移動いたします。大通りからそのまま入っていただけるようになりますので、ご利用ください。乗用車5台と大型バス1台が停められます。
 生家見学および南吉文学散歩以外での駐車はご遠慮ください。

  • 【9月30日まで】 旧駐車場をご利用ください 。
  • 【10月1日から】 新駐車場をご利用ください。旧駐車場は閉鎖します 。また10月24日~12月末まで生家外壁修復工事を行なうため、期間中、新駐車場のバス枠は工事により使えません。

新美南吉没後79年「貝殻忌」に寄せられたメッセージ

 3月22日は南吉の命日「貝殻忌」です。令和4年は没後79年でした。
 今年も皆さまから、南吉を偲んでメッセージや貝殻の折り紙を募集したところ、メッセージ27通、イラスト20枚、折り紙784個が届き、たくさんの方が参加してくださいました。本当にありがとうございます。

 寄せられたメッセージを一部ご紹介しますので、ぜひご覧ください。

南吉へのメッセージ(クリックで表示されます)
  • 子どもの頃から南吉さんの「手袋を買いに」が大好きで、昨年初めて記念館を訪れ、南吉さんの人生や作品を知ることが出来ました。これからも南吉さんの作品に沢山触れ、また訪れたいです。
  • はじめて南吉さんの作品を読んだのは小学生の頃で、中国語版の「去年の木」でした。南吉さんの作品は優しくて暖かい気持ちがします、いつも大好きです!
  • いつも貴方の素敵な物語が心の中に生きています。
  • 南吉先生の作品は全て好きです。童話「手袋を買いに」を初めて読んだのは、たぶん私が小学生の頃で、雪がつもっているのを初めて見た子狐が、まぶしさに「目に何か刺さった」と思い込む、そういう南吉先生のイマジネーションの豊かさが子供心にもすごく印象に残りました。
  • 20年前小学校で読んだ「ごんぎつね」 今でも忘れられません
  • 子どもの頃から大好きだった「ごんぎつね」のお話。今は孫に読んであげたい大切なお話です。素晴らしい世界をありがとうございます。
  • 最近は南吉さんの「貝殻」や「でんでんむしのかなしみ」が特に染みて力をいただいております。どうぞ安らかにお眠り下さい。南吉さんの文章からいつも元気をいただいて、日々大切に過ごしていきます。
  • ぜんぶ大すきだよ!! いままで「ごんぎつね」やおもしろいさくひんや、かなしいさくひんありがとうございます。
  • 私は「きつね」が大好きです。優しいお母さんの子を思う愛と、子どもたちのお母さんを慕う気持ちで、胸がいっぱいになります。幸せだなあと思います。これからも南吉さんとその作品が語り継がれますように!
  • おてがみです。すてきなえ本や、おもしろいえ本を、かいてくれて、ありがとうございます。そんな、なんきちさんのことを、だいすきです。
  • あなたが遺してくれた「ことば」のおかげで、私は今もあなたという「にんげん」に触れることができます。それがどんなに嬉しいことか。どうか私たちの生きる現代を、南吉さんが安心して見守れる世の中になるよう、私も頑張ります。
  • 南吉先生の残して下さった童話や詩、言葉から、様々な感情を味わわせて頂いています。美しいこの世界、自然、動物達、人間って……。悲しみ、うれしい気持ち、幸せ、許す心……。すべては愛……。心からありがとうございます。これからも南吉先生の世界を絵に描かせて下さい。

▲ 掲示の様子(画像をクリックすると大きいサイズで開きます)

山根基世さんから「貝殻」と「明日」の朗読動画をいただきました!

 新美南吉没後78年「貝殻忌」に寄せて、NHK「映像の世紀」シリーズやTBSドラマ「半沢直樹」のナレーションで知られる、元NHKアナウンサーで朗読家の山根基世さんが南吉の詩「貝殻」を朗読してくださいました。素敵なメッセージもつけられていますので、ぜひご覧ください。

 また、記念館の企画「みんなで『明日』をとどけよう!」のために、南吉の詩「明日」の朗読もとどけてくださいました。新型コロナウィルスの流行により先行きの見えない毎日が続いていますが、ぜひ朗読をお聴きになって、南吉が描いた明るい"明日"を感じていただければと思います。

半田市地区路線バス「ごん吉くんバス」について

 半田市地区路線バスに、新しく岩滑小学校エリアを中心とした"岩滑小線「ごん吉くんバス」"が加わります。令和2年10月1日(木)から運行を開始します。岩滑地域の有志の方々が設立されたバスですので、地元のスーパーなどへ向かいますが、その途中で記念館へも立ち寄ります。

運行日 平日(12月31日~1月3日は運休)
運賃 1乗車100円(小学生以下無料)
※「バス特別乗車証」をお持ちの障がい者と介護者の方は無料
定員 9名(定時運行バス)
時刻表 アピタルート(月曜・水曜・金曜日運行)の時刻表&路線図(PDF)
パワードームルート(火曜・木曜日運行)の時刻表&路線図(PDF)
備考 そのほか回数券などの詳しい情報は半田市のホームページ

「久米常民宛新美南吉書簡」が寄託されました

 平成31年1月10日(木)、東浦町から半田市へ、新美南吉が中学生時代の親友、久米常民へ宛てた6通の書簡が、資料保全のために寄託され、新美南吉記念館で寄託調印式が行われました。

 式には両市町の教育長が出席し、寄託覚書に署名をしたほか、「南吉童話お話の会でんでんむし」が書簡の一部を朗読しました。また、久米常民のご長男である久米清之さんも臨席され、お父様との思い出などを語ってくださいました。

 「久米常民宛新美南吉書簡」は平成25年に発見されたものです。書簡の中で、南吉は文学の話や近況を語りながら、時には恋の悩みも吐露しています。同じ中学で切磋琢磨し、勉強・文学の両面で競い合った相手だからこそ、正直な気持ちを綴ったのでしょう。

 新美南吉と久米常民、二人の関係性を教えてくれる6通の書簡は、記念館で大切に預からせていただきます。

  • ▲東浦町の「よむらび」も駆けつけて、一緒に記念撮影

  • ▲「南吉童話お話の会でんでんむし」による書簡の朗読

  • ▲式には久米清之さんも臨席してくださいました

久米常民(くめ つねたみ)

 大正2年5月、現在の知多郡東浦町藤江に生まれる。旧制半田中学校で新美南吉と同級生となり、ともに文学を志す仲間として親交を深める。勉学においても良きライバルで、昭和6年の中学卒業時、常民が首席、南吉が次席だった。
 第八高等学校から東京帝国大学に進み、同郷の久松潜一を師と仰いで万葉集の研究に励む。戦後は高等学校や大学で教鞭を執りながら、万葉集に関する論文を精力的に発表し、文学博士の学位を受けた。愛知県立大学教授。昭和52年2月、63歳で永眠。

半田市地区路線バス「ごんくる」について

半田市では2018年10月1日(月)から、半田市地区路線バス「ごんくる」がスタートしました。これにより、新美南吉記念館へバスで来られるようになりましたので、ぜひご利用ください。記念館へ向かう路線は「南吉バス/半田中央線」です。
※「ごんくる」による記念館へのアクセス、時刻表などはコチラでご確認ください。

より詳しい情報をお知りになりたい方は半田市のホームページへ。

合唱曲「貝殻」の楽譜を差し上げます

 新美南吉の詩「貝殻」は、「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」などの作曲で知られる大中恩さんによって1976年に作曲されました。それから40周年を記念し、絶版となっていた「貝殻」の楽譜を再版しました。歌ってくださる方には無料で差し上げますので、直接、新美南吉記念館までお越しいただくか、郵送希望の場合は下記の要領でお申し込みください。

  • 新美南吉記念館に、氏名、郵便番号、住所、電話番号、必要部数、合唱団の場合は団名を書いたメモと部数に応じた郵送用切手をお送りください。
  • 送付先 〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1-10-1
  • 楽譜の部数 重量 切手の金額
    1部 50g以内 120円
    3部まで 100g以内 140円
    5部まで 150g以内 180円
    10部まで 250g以内 215円
    22部まで 500g以内 310円
    45部まで 1kg以内 360円

※楽譜の転写は著作権法により禁じられています。
※転売を禁じます。
※切手代金表は令和元年度十月現在(消費税10%)のものです。

冊子「童話の森の四季」を配布しています

  •  新美南吉記念館の「童話の森」で、長年、自然観察路の管理をしてくださっていた大橋秀夫さんが、自然観察のための小冊子を発行されました(A5判27頁)。知多半島の自然について南吉文学との関わりから書かれていて、記念館へたくさんご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館、半田市立図書館、亀崎図書館、半田市役所(学校教育課)

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「童話の森の四季」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

冊子「新美南吉と自然雑記帳」も配布しています

  •  同じく大橋さんが2020年1月に発行された小冊子です。地元の半田市と阿久比町の自然について、南吉の童話や詩、作品舞台と絡めて説明されています(A5判22頁)。こちらも記念館へたくさんご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「新美南吉と自然雑記帳」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

冊子「新美南吉の童話から読む 自然と生き物」も配布しています

  •  同じく大橋さんが2023年2月に発行された小冊子です。南吉童話に出てくる自然描写と生き物への考察がまとめられています(A5判20頁)。こちらも記念館へご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「新美南吉の童話から読む 自然と生き物」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

池坊「花逍遥100選」に矢勝川堤の彼岸花が選ばれました

 「華道の精神を映している」と「未来にのこしたい」の双方を満たす花風景100か所を池坊が認定する「池坊花逍遥100選」に、「ごんぎつね」ゆかりの矢勝川堤の彼岸花が選ばれました。愛知県からは小堤西池のカキツバタ群落(刈谷市)、小原ふれあい公園の四季桜と並んでの認定です。

池坊花逍遥のページへ

南吉の誕生日につける名前が決まりました!

 半田市では、2013年の生誕100年で高まった新美南吉への関心を継続させ、南吉への親しみをさらに深めてもらおうと、誕生日(7月30日)に名前を付けることとし、全国に公募しました。そして審査をした結果、鈴村陽菜さん(半田市立有脇小学校5年生)応募の名前に決まりました。今後、南吉の誕生日を祝い、その文学に親しむ日として、生誕祭をはじめ各種事業を通して広めていきます。
 皆様、ご応募ありがとうございました。

【誕生日の名前】
 南吉さんの日

【選ばれた理由】

  • 南吉を呼び捨てにせず、「さん」をつけることで親しみやすく柔らかい印象を与えている
  • シンプルでありながら、ふるさとの町として、南吉への親愛の念を表すメッセージ性が読み取れる
  • 実際に、半田市内の子どもたちは親しみをこめて「南吉さん」と呼んでいる

【応募数】
 全47都道府県から計2,718点

『良寛物語 手毬と鉢の子』が出版されました

 新美南吉の処女出版で、一番の長編作品でありながら、これまで全集でしか読めなかった「良寛物語 手毬と鉢の子」が、2013年の新美南吉生誕100年を記念して中日新聞社出版部から出版されました。監修と解説は『校定新美南吉全集』編集者の保坂重政さんが担当。南吉による前書きと後書き、良寛・南吉の年譜も収録し、読みやすいように現代仮名遣いに直されています。

  • 発行日 2013年7月3日
    サイズ B6判
    価格 本体価格1,300円+税
    発行 中日新聞社出版

    ※全国の書店で購入できます。新美南吉記念館でも販売しています。

森信三展示は移転しました

 新美南吉記念館では、平成6年の開館以来、南吉と同じ半田市岩滑地区出身の教育哲学者、森信三氏の展示をしてきましたが、半田市立博物館に新設された郷土の文化人コーナーでご紹介することとなり、平成25年4月から移転いたしました。

【半田市立博物館】
〒475-0928 半田市桐ヶ丘4-209-1
TEL. 0569-23-7173