開館30年記念動画を公開しました

 新美南吉記念館は児童文学作家・新美南吉とその作品を顕彰するため、平成6年6月、南吉のふるさと愛知県半田市岩滑(やなべ)の地に開館しました。
 記念館はまもなく開館30年を迎えます。
 これを記念し、新美南吉記念館ができる前から今日までの歩みをまとめた動画を作成しました。ぜひご覧いただけますと幸いです。

  • 企画・制作 新美南吉記念館、新美南吉顕彰会
  • 制作協力 ケーブルテレビCAC

キャッシュレス決済(paypay)を導入しました

 令和6年4月2日(火曜日)より、展示室観覧料のお支払いの際に、現金に加え「paypay」がご利用いただけます。

 なお、当館は"キャッシュレスで半田市を元気に! 最大10%が戻ってくるキャンペーン"の対象外です。

? 観覧料についての詳細は利用案内ページ

市民特別観覧券をご活用ください

  •  新美南吉記念館では、年に1度「はんだ市報」を通じて市民特別観覧券を発行しています。令和6年度は「はんだ市報」4月号にて発行しました。本券をお使いいただければ、記念館展示室の観覧料(高校生以上220円)が無料になります。
     ぜひ、ご活用ください。
    • 対象 半田市民の方(1枚で2人まで無料になります)
    • 有効期限 2025年3月30日(日曜日)
      ※令和6年度分/コピー不可

新美南吉記念館 × 半田赤レンガ建物 共通観覧券を販売します

 新美南吉記念館と半田赤レンガ建物の観覧券がセットになった、お得な共通観覧券を販売しています。両館合わせて90円お得になりますので、半田市内の観光にぜひご利用ください!

⇒ 半田赤レンガ建物ホームページ

  • 価格 330円(税込)
    ※半田赤レンガ建物展示室入場料200円→160円/新美南吉記念館展示観覧料220円→170円
    ※両館とも中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は入場無料です
  • 販売所 新美南吉記念館・半田赤レンガ建物
  • 有効期限 購入日の翌日まで

南吉の生家の駐車場移動について

 令和4年10月1日(土曜日)から、生家の駐車場が下記の通り移動いたします。大通りからそのまま入っていただけるようになりますので、ご利用ください。乗用車5台と大型バス1台が停められます。
 生家見学および南吉文学散歩以外での駐車はご遠慮ください。

「県民の日学校ホリデー」に伴う新美南吉記念館の無料開放について 終了

 11月24日(金曜日)は、半田市の令和5年度「県民の日学校ホリデー」のため、新美南吉記念館を無料開放いたします。ぜひ、ご家族でご来館ください。

※県民・市民を問いません。この日はどなたでも無料で記念館を見学いただけます。

「県民の日」とは

 愛知県では令和5年度から、11月27日を「あいち県民の日」と定めました。そして、この日を含む一週間を「あいちウィーク」として、県内の施設で割引や無料開放を促し、休み方改革を進めています。さらに、県内の学校では「あいちウィーク」期間中の1日を「学校ホリデー」に指定し、休業日とすることにもなりました。

 令和5年度は11月24日(金曜日)が半田市の「学校ホリデー」として指定されています。

? 参考サイト:あいち県民の日特設ページ

ごんの秋まつり期間中の駐車場規制について 終了

 例年9月下旬から10月初旬にかけて、新美南吉記念館の北を流れる矢勝川は300万本の彼岸花で真っ赤に染まります。これに合わせて「ごんの秋まつり」が開催され、毎年たくさんの方が訪れます。そのため、今年も下記の通り新美南吉記念館駐車場の利用規制を行ないます。

 皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。

「ごんの秋まつり」期間中(2023年9月20日~10月4日)の平日

  • バスは留め置きできません。(乗降のための一時的な乗り入れは可能)
  • 一般車と障がい者の車は満車でなければ留められます。満車の場合は入場できません。付近の有料駐車場をご案内いたします。
  • 障がい者の方は入場の際、障がい者手帳をご提示ください。

「ごんの秋まつり」期間中(2023年9月20日~10月4日)の土・日・祝日

  • バスの乗り降りと障がい者専用の駐車場となり、一般車は入場できません。
  • 障がい者の方は入場の際、障がい者手帳をご提示ください。
  • アイプラザ半田(臨時無料駐車場)から新美南吉記念館へ向かう無料のシャトルバスが出ます。一般車はそちらにお停めください。詳しくは「ごんの秋まつり」専用ページへ。

公共交通機関をご利用ください!

 「ごんの秋まつり」会場周辺は駐車場が少ないため、なるべく公共交通機関をご利用ください。彼岸花が咲く矢勝川の堤へは、名鉄半田口駅から徒歩5分です。詳しくは「ごんの秋まつり」専用ページへ。

山根基世さんから「貝殻」と「明日」の朗読動画をいただきました!

 新美南吉没後78年「貝殻忌」に寄せて、NHK「映像の世紀」シリーズやTBSドラマ「半沢直樹」のナレーションで知られる、元NHKアナウンサーで朗読家の山根基世さんが南吉の詩「貝殻」を朗読してくださいました。素敵なメッセージもつけられていますので、ぜひご覧ください。

 また、記念館の企画「みんなで『明日』をとどけよう!」のために、南吉の詩「明日」の朗読もとどけてくださいました。新型コロナウィルスの流行により先行きの見えない毎日が続いていますが、ぜひ朗読をお聴きになって、南吉が描いた明るい"明日"を感じていただければと思います。

半田市地区路線バス「ごん吉くんバス」について

 半田市地区路線バスに、新しく岩滑小学校エリアを中心とした"岩滑小線「ごん吉くんバス」"が加わります。令和2年10月1日(木)から運行を開始します。岩滑地域の有志の方々が設立されたバスですので、地元のスーパーなどへ向かいますが、その途中で記念館へも立ち寄ります。

運行日 平日(12月31日~1月3日は運休)
運賃 1乗車100円(小学生以下無料)
※「バス特別乗車証」をお持ちの障がい者と介護者の方は無料
定員 9名(定時運行バス)
時刻表 アピタルート(月曜・水曜・金曜日運行)の時刻表&路線図(PDF)
パワードームルート(火曜・木曜日運行)の時刻表&路線図(PDF)
備考 そのほか回数券などの詳しい情報は半田市のホームページ

「久米常民宛新美南吉書簡」が寄託されました

 平成31年1月10日(木)、東浦町から半田市へ、新美南吉が中学生時代の親友、久米常民へ宛てた6通の書簡が、資料保全のために寄託され、新美南吉記念館で寄託調印式が行われました。

 式には両市町の教育長が出席し、寄託覚書に署名をしたほか、「南吉童話お話の会でんでんむし」が書簡の一部を朗読しました。また、久米常民のご長男である久米清之さんも臨席され、お父様との思い出などを語ってくださいました。

 「久米常民宛新美南吉書簡」は平成25年に発見されたものです。書簡の中で、南吉は文学の話や近況を語りながら、時には恋の悩みも吐露しています。同じ中学で切磋琢磨し、勉強・文学の両面で競い合った相手だからこそ、正直な気持ちを綴ったのでしょう。

 新美南吉と久米常民、二人の関係性を教えてくれる6通の書簡は、記念館で大切に預からせていただきます。

  • ▲東浦町の「よむらび」も駆けつけて、一緒に記念撮影

  • ▲「南吉童話お話の会でんでんむし」による書簡の朗読

  • ▲式には久米清之さんも臨席してくださいました

久米常民(くめ つねたみ)

 大正2年5月、現在の知多郡東浦町藤江に生まれる。旧制半田中学校で新美南吉と同級生となり、ともに文学を志す仲間として親交を深める。勉学においても良きライバルで、昭和6年の中学卒業時、常民が首席、南吉が次席だった。
 第八高等学校から東京帝国大学に進み、同郷の久松潜一を師と仰いで万葉集の研究に励む。戦後は高等学校や大学で教鞭を執りながら、万葉集に関する論文を精力的に発表し、文学博士の学位を受けた。愛知県立大学教授。昭和52年2月、63歳で永眠。

半田市地区路線バス「ごんくる」について

半田市では2018年10月1日(月)から、半田市地区路線バス「ごんくる」がスタートしました。これにより、新美南吉記念館へバスで来られるようになりましたので、ぜひご利用ください。記念館へ向かう路線は「南吉バス/半田中央線」です。
※「ごんくる」による記念館へのアクセス、時刻表などはコチラでご確認ください。

より詳しい情報をお知りになりたい方は半田市のホームページへ。

合唱曲「貝殻」の楽譜を差し上げます

 新美南吉の詩「貝殻」は、「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」などの作曲で知られる大中恩さんによって1976年に作曲されました。それから40周年を記念し、絶版となっていた「貝殻」の楽譜を再版しました。歌ってくださる方には無料で差し上げますので、直接、新美南吉記念館までお越しいただくか、郵送希望の場合は下記の要領でお申し込みください。

  • 新美南吉記念館に、氏名、郵便番号、住所、電話番号、必要部数、合唱団の場合は団名を書いたメモと部数に応じた郵送用切手をお送りください。
  • 送付先 〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1-10-1
  • 楽譜の部数 重量 切手の金額
    1部 50g以内 120円
    3部まで 100g以内 140円
    5部まで 150g以内 180円
    10部まで 250g以内 215円
    22部まで 500g以内 310円
    45部まで 1kg以内 360円

※楽譜の転写は著作権法により禁じられています。
※転売を禁じます。
※切手代金表は令和元年度十月現在(消費税10%)のものです。

冊子「童話の森の四季」を配布しています

  •  新美南吉記念館の「童話の森」で、長年、自然観察路の管理をしてくださっていた大橋秀夫さんが、自然観察のための小冊子を発行されました(A5判27頁)。知多半島の自然について南吉文学との関わりから書かれていて、記念館へたくさんご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館、半田市立図書館、亀崎図書館、半田市役所(学校教育課)

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「童話の森の四季」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

冊子「新美南吉と自然雑記帳」も配布しています

  •  同じく大橋さんが2020年1月に発行された小冊子です。地元の半田市と阿久比町の自然について、南吉の童話や詩、作品舞台と絡めて説明されています(A5判22頁)。こちらも記念館へたくさんご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「新美南吉と自然雑記帳」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

冊子「新美南吉の童話から読む 自然と生き物」も配布しています

  •  同じく大橋さんが2023年2月に発行された小冊子です。南吉童話に出てくる自然描写と生き物への考察がまとめられています(A5判20頁)。こちらも記念館へご寄贈いただきましたので、希望者に無料で配布しています。

    ■配布場所 新美南吉記念館

    ※郵送希望の方は、新美南吉記念館へ140円分の切手と、「新美南吉の童話から読む 自然と生き物」をお求めであることを明記の上、住所と氏名を書き添えて送ってください。ただし複数冊の場合は切手代が異なりますので、お問い合わせください。

池坊「花逍遥100選」に矢勝川堤の彼岸花が選ばれました

 「華道の精神を映している」と「未来にのこしたい」の双方を満たす花風景100か所を池坊が認定する「池坊花逍遥100選」に、「ごんぎつね」ゆかりの矢勝川堤の彼岸花が選ばれました。愛知県からは小堤西池のカキツバタ群落(刈谷市)、小原ふれあい公園の四季桜と並んでの認定です。

池坊花逍遥のページへ

南吉の誕生日につける名前が決まりました!

 半田市では、2013年の生誕100年で高まった新美南吉への関心を継続させ、南吉への親しみをさらに深めてもらおうと、誕生日(7月30日)に名前を付けることとし、全国に公募しました。そして審査をした結果、鈴村陽菜さん(半田市立有脇小学校5年生)応募の名前に決まりました。今後、南吉の誕生日を祝い、その文学に親しむ日として、生誕祭をはじめ各種事業を通して広めていきます。
 皆様、ご応募ありがとうございました。

【誕生日の名前】
 南吉さんの日

【選ばれた理由】

  • 南吉を呼び捨てにせず、「さん」をつけることで親しみやすく柔らかい印象を与えている
  • シンプルでありながら、ふるさとの町として、南吉への親愛の念を表すメッセージ性が読み取れる
  • 実際に、半田市内の子どもたちは親しみをこめて「南吉さん」と呼んでいる

【応募数】
 全47都道府県から計2,718点

『良寛物語 手毬と鉢の子』が出版されました

 新美南吉の処女出版で、一番の長編作品でありながら、これまで全集でしか読めなかった「良寛物語 手毬と鉢の子」が、2013年の新美南吉生誕100年を記念して中日新聞社出版部から出版されました。監修と解説は『校定新美南吉全集』編集者の保坂重政さんが担当。南吉による前書きと後書き、良寛・南吉の年譜も収録し、読みやすいように現代仮名遣いに直されています。

  • 発行日 2013年7月3日
    サイズ B6判
    価格 本体価格1,300円+税
    発行 中日新聞社出版

    ※全国の書店で購入できます。新美南吉記念館でも販売しています。

森信三展示は移転しました

 新美南吉記念館では、平成6年の開館以来、南吉と同じ半田市岩滑地区出身の教育哲学者、森信三氏の展示をしてきましたが、半田市立博物館に新設された郷土の文化人コーナーでご紹介することとなり、平成25年4月から移転いたしました。

【半田市立博物館】
〒475-0928 半田市桐ヶ丘4-209-1
TEL. 0569-23-7173