過去に開催した企画展について(2013年以前)

 新美南吉記念館でこれまで開催してきた企画展の一覧です。より詳しい内容を知りたい場合は、記念館まで直接お尋ねください(お問い合せはこちらから)。

知多半島送電100周年記念特別展 「巳之助の灯り ~アニメで蘇る「おぢいさんのランプ」~」

  • 新美南吉の第一童話集の表題作である「おぢいさんのランプ」が、平成22年度に株式会社テレコム・アニメーションフィルムによってアニメ化したことを記念し、その過程を交えながら、現代に蘇った「おぢいさんのランプ」の世界を紹介しました。
  • 期間 2012年7月14日(土)~10月14日(日)

「ごんぎつね」誕生80年記念展 「かすや昌宏・光彩画の世界」

  • 新美南吉の代表作「ごんぎつね」の挿絵の中で、長く教科書の挿絵として親しまれて来たかすや昌宏先生の原画を、「ごんぎつね」誕生の背景などと合わせて展示しました。
  • 期間 2011年7月16日(土)~10月16日(日)

特別展 「帰ってきたごんぎつね ~知多の自然と南吉文学~」

  • 名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれることを機に、知多半島の自然と南吉文学の関わりについて、人々の暮らしと生物多様性の視点から紹介しました。
  • 期間 2010年7月17日(土)~11月3日(祝・水)

特別展 「「ごんぎつね」モノ図鑑 ~道具から知る昔の暮らし~」

  • 新美南吉の童話にはかつての田舎の暮らしぶりがそのまま描かれています。そんな物語をより身近に感じられるよう、この展示では南吉童話に登場する道具を紹介しました。
  • 期間 2009年7月18日(土)~10月12日(祝・月)

新美南吉安城高等女学校赴任70年記念特別展 「教師南吉と67人の生徒達」

  • 新美南吉が昭和13年から4年間、クラス担任として深く関り続けた安城高等女学校の第19回生たち。日記、書簡、色紙や生徒の作文など、南吉と生徒双方の資料をもとに、両者の交流について紹介しました。
  • 期間 2008年7月19日(土)~10月13日(祝・月)

特別展 「我がヴィナス 初恋の女性 木本咸子と新美南吉」

  • 木本咸子は、新美南吉にとっての初恋の女性です。彼女の婚屋から寄贈された資料や、南吉が遺した日記、恋にちなんだ作品などを通し、咸子が南吉の人生と文学に与えた影響について紹介しました。
  • 期間 2007年7月14日(土)~9月2日(日)

特別展 「「ごんぎつね」の殿様中山家と新美南吉」

  • 童話「ごんぎつね」の冒頭に出てくる殿様、"中山さま"は、新美南吉のふるさと岩滑の領主だった中山氏をモデルにしています。その子孫にあたる尾張中山氏の一家と、南吉との深い関係について紹介しました。
  • 期間 2006年7月15日(土)~9月3日(日)

巽聖歌生誕100年記念特別展 「「たきび」の詩人巽聖歌と新美南吉」

  • 童謡「たきび」の作者として知られる詩人巽聖歌は、南吉の才能を愛し、彼の死後も南吉文学の普及に尽力しました。この展示では南吉が聖歌に宛てた書簡や日記などから、二人の深いつながりについて紹介しました。
  • 期間 2005年7月16日(土)~9月4日(日)

開館10周年記念企画展 「7人の画家が描く新美南吉の世界」

  • この年、『新美南吉童話傑作選』(新美南吉の会編・小峰書店発行)全7巻が刊行されたことを機に、挿絵を担当した7人の画家の原画と、収録作品に関する南吉の資料を展示しました。
  • 期間 2004年7月17日(土)~9月5日(日)

新美南吉生誕90年記念企画展 「黒井健が描く「手ぶくろを買いに」の世界」

  • 黒井健先生が手がけた絵本『手ぶくろを買いに』の原画とともに、新美南吉の童話「手袋を買いに」がどのように生まれ、そうして世に出たのかを紹介しました。
  • 期間 2003年7月19日(土)~9月7日(日)

「最初の童話集『おぢいさんのランプ』 新美南吉と棟方志功の世界」

  • 新美南吉が亡くなる前に、ただ1冊だけ手に取ってみることができた、第1童話集『おぢいさんのランプ』(有光社)。その世界を作品原稿や書簡、棟方志功の挿絵の原画などを通じて紹介しました。
  • 期間 2002年7月20日(祝・土)~9月1日(日)

「画帖でたどる南吉の旅」

  • 新美南吉は安城高等女学校に勤める間、修学旅行や視察などで、画帖に戯画や俳句を遺しています。画帖「三人道中」「六根晴天」「筆勢非凡」と写真、俳句稿などを通して南吉の旅をたどりました。
  • 期間 2001年7月20日(祝・金)~9月2日(日)

「「でんでんむしのかなしみ」と南吉幼年童話の世界」

  • 新美南吉は生涯で約50編にのぼる幼年童話を書いています。その幼年童話の数々を、「でんでんむしのかなしみ」を中心に紹介しました。
  • 期間 2000年7月15日(土)~9月3日(日)

開館5周年記念企画展 「『狐』絵本原画展 ~長野ヒデ子が描く南吉「狐」の世界~」

  • 新美南吉の童話「狐」が、長野ヒデ子先生により初めて絵本となったことを記念して、長野先生の絵本『狐』の原画とともに、「狐」の自筆原稿や作品に登場する道具などを展示しました。
  • 期間 1999年7月17日(土)~9月5日(日)

「南吉童話の描く子どもの遊び」

  • 新美南吉の作品には、子どもの心理を巧みに描写し、その生活を描いたものが数多くあります。昭和10年代に書かれたこれらの作品に登場する、子どもたちの「遊び」に着目し、作品原稿やかつての遊び道具を展示しました。
  • 期間 1998年7月18日(土)~8月30日(日)

「巳之助の文明開化 ~「おじいさんのランプ」と知多の開明~」

  • 新美南吉の「おじいさんのランプ」に見られるような、先人たちが担った知多半島の近代化の様子を、文明開化を象徴する照明の変遷と、電灯とセットになって敷設された電鉄を中心に紹介しました。
  • 期間 1997年7月19日(土)~8月31日(日)

「知多きつね噺 ~知多のきつね民話と「ごんぎつね」~」

  • かつて知多半島にはキツネが生息していて、新美南吉が聴いたという地元の民話の中に登場するほどに身近な存在でした。この展示では、知多のきつね民話と南吉のきつね童話に目を向け、南吉と郷土との関りについて紹介しました。
  • 期間 1996年7月20日(土)~9月1日(日)

「手紙が語る素顔の南吉」

  • 新美南吉が、師、友人、恋人、教え子に宛てた書簡などから伝わる喜怒哀楽を通して、彼の様々な素顔を紹介しました。
  • 期間 1995年7月22日(土)~9月3日(日)